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九州大学 
人間環境学研究院
都市・建築学部門
都市・建築史,意匠論研究室

建築学は、未来の建築や都市を構想し、地域の歴史・文化の継承とよりよい人間環境の形成を担う学問です。

建築は使いやすくて、美しくて、しかも丈夫でなければなりません。建築学は技術的問題に限らず、社会的・文化的問題まで及ぶきわめて広い領域にかかわっているのです。

建築にたずさわる者はこれらの多様な要素を総合的にまとめあげてゆく能力を必要とします。
そして、総合的な技術・知識の理解が要求されるばかりでなく、芸術的な造形能力も必要です。

(九州大学建築学科ホームページより)

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  • 子供たちの集団自傷(あるいは粛正)行為?「白い帯」(ネタバレ)2011/07/03

    再び映画の話です。すこし元気になったので,難しいオーストリア映画「白い帯」を鑑賞。大維持大戦前の荘園領主と村人,そして子供たちを描いたドラマです。しかも,回想風になっていて,すべて白黒でした。とっても重い映画だ。ヴェネツィア映画祭のパルムドールらしい。最初は設定を理解するのに時間がかかるが,主人公は子供たちであることは明白。荘園制度を基盤として村社会には,矛盾がたくさん含まれており,冒頭に「これがこの国そのもの」だという一言が最後まで響く。
    まずは建築のコメントから・・・農村の風景をみていて,へーリングのカルガウ農場をを思い出す。それ以前の農場が,とても威圧的で,固く薄っぺらい箱であったのを痛感する映像だ。煉瓦造(中には,木枠煉瓦造もある)と中庭(作業空間)からなる長屋とそれに対して無用なほど広い道路は,ルドゥーのアルケスナンが,張りぼてであったことと深く関係している様な気がした。
    この映画,大人の醜さと偽善に対する子供たちの自傷的反応を描いているように思えるが,年代間での類型がとももおもしろいと思った。子供が自傷的(あるいはいじめ)に走るのに対して,青年は破壊的行為,そして老年にさしかかる男は自殺で表現する。しかし,もっともたちが悪いのは,まったく反省しない,そして真実に目を向けない大人たちなのだ。

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